木炭が爆発 !?
こんにちは。
sumiyakickassです。
皆さんご存知のように?神奈川の川崎から移住してきた私には生き物が珍しく、作業中に見かけると気になってつい生き物を注視してしまいます。
トカゲ系のやつは結構かわいいなとか、見たことないカエルの模様だなとか、沢蟹って結構いっぱいいるんだなとか、小学生時代以来のヤゴだなとか。
でも蛇は怖いんです。
よく道端に落ちているんです。
窯の近くにもシュルッ、ているんです。
先日みつけたこんなちっこい蛇だったらかわいいんですけど
マムシに噛まれたら痛いんだろうな~。
毒は嫌だな嫌だな~。
そんなわけで毎回落ちている木の枝がマムシではないかとビビリながら森に入っています。
さて、今日も炭のお話です。
炭を使用する際に気になるのが爆跳(ばくちょう)するかどうか。
人によって、はしる、爆(は)ぜる、などと言ったりすると思います。
炭で楽しんでいると急に
パーン!
と爆発するあれです。
とか言いながら、私自身はそんな現場に居合わせたことがないのでリアルにはどんな感じか分かりません。
しかし、木炭が爆跳すると熱せられた欠片が目に入る危険性もあるというので爆跳はとても危険なようです。
幸いsumiyakickassの木炭で爆跳を経験したことはまだありません。
sumiyakickassの木炭は黒炭なので爆ぜにくいためだと思われます。
また、例え爆ぜたとしても黒炭はパチパチと爆ぜる程度がほとんどのようです。
ここからは専門外なのですが、
パーン!
と爆ぜるのは備長炭に代表される白炭のようです。
ここで何故木炭が爆跳するか原因を説明しましょう。
・炭が湿気を含んでいる
・炭化が甘い(生焼け)
・原木が老木であった
・炭を急激に加熱する
が挙げられるそうです。
爆ぜる仕組みは、木炭に吸収され閉じ込められた水分が加熱によって水蒸気になり、膨張された水蒸気が逃げ場を失って爆発します。
黒炭は湿気を含んでも天日干しにして乾燥させれば爆跳の危険性はほとんどありません。
備長炭などの白炭は天日干しにしても吸いこんだ水分は放出されないようです。
備長炭をご使用の際は急激な過熱は避け、次にくべる炭は火のそばで暖めてから継ぎ足すという記述があります。
sumiyakickassの炭はほとんど爆ぜることはありませんが、湿気を含んだ時に急激に加熱をする場合などに爆ぜる可能性はゼロではありません。
原料が自然の樹木なので工業製品と違い、絶対に爆跳しない炭はありません。
湿度が低く風通しのよい場所に保管し、急激な温度上昇を避ける。
ご使用の前に天日干しにして乾燥させればある程度爆跳を防ぐことができます。
黒炭は樹皮がついている物もあるのでパチパチとなる時はあります。爆跳ではありません。