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2017.06.28

備長炭とはどう違うんですか?

よく聞かれます。

 

今では私もsumiyakickassの木炭と備長炭とは全然物が違う、というよりカテゴリーが違うって当たり前のように思っていますが、やはり炭を焼く前までは
「なんだか良い炭。炭の中でも良いんだろうな。備長炭」
美味しい焼き鳥屋さんは店先に
「紀州備長炭使用店」
という看板を出しているなあ、くらいでした。

 

極端にいうと、ホームセンターの安い炭も豆炭も備長炭もよく分かりませんでした。
雑学程度に備長炭は硬くて叩くと金属質の音がするという事くらいしか知りませんでした。

 

 

私も備長炭のスペシャリストではないのでネットや人に聞いた話中心に書いていきますね。

あと、このページで述べる備長炭とは備長炭の高級ブランドとして確立している紀州備長炭の話とさせていただきます。
他の地域でも負けず劣らず優れた備長炭を生産されているところもあるようですが、
ただ商品名として「備長炭」を名乗っている物もあるようで、
私には何がそうだとは言い切れないため。
他に「オガ備長炭」や「中国産備長炭」などの製品もここでお話したい「備長炭」ではなことをご理解下さい。

 

 

 

ご存知の通りsumiyakickassの木炭は樫の木を原木とした黒炭です。
一方、備長炭は主にウバメガシという樫の仲間を原木とした白炭です。

 

炭に白と黒があること知っていましたか?
製造方法も少し違います。

黒炭は炭窯の中で原木が冷えてから外に出すのですが、
白炭は原木が真っ赤な状態で窯を開き、外に出して灰などをかけて消火するようです。

 

 

多くの方は備長炭の名前を知っているでしょうけど、実際に見て触って使用したことがある人は少ないのではないでしょうか。

備長炭は実際使ってみると非常に硬く、ずっしりと重かったですね。
知識では知っていましたが思っていた以上でした。

火熾しはsumiyakickassの炭と同じ方法、着火剤の量で試しましたが一回では着きませんでした。
通常より少し着火剤を増やし、上手く加熱できるように火熾し器の中で炭を組めば着火できました。*近日発売予定のsumiyakickassオリジナルの火熾し器で試しました。

備長炭は爆ぜやすいと言われてますが、ネット上の注意に従って購入後すぐに使用したことと、十分に暖めてから着火したので私の場合は爆ぜませんでした。

火力も非常に強く、とても良い炭だなと思ったのが素直な感想です。

 

 

冒頭にカテゴリーが違うと書きましたが、作り方が違う以外に大雑把にいうと使う用途が違うということでしょうかね。

備長炭は放っておくと次第に火が弱くなっていき、消えてしまうこともあるのだとか。
しかし風を送って扇げばすぐに火力が強まるようです。
ということは、飲食店で混み合ってきたらどんどん火力を上げて調理をし、
逆にお店が空いている時には放っておいて火力を弱めれば
カロリーの無駄遣いをせずに炭を効率良く使えるということです。
よく飲食店で備長炭が使われている理由の一つだと聞きます。

 

対して黒炭は火熾しがしやすく、一定の安定した火力を保ち続け、立ち消えしないところから一般の方が扱いやすくBBQに向いていると言われます。

 

個人的な感想では備長炭は凄く良い炭だと思います。
ただ、火が熾し難く、爆ぜる危険があったり扱いが難しいのは事実。価格的にも中々のモノですので飲食業者や上級者向けの炭といえるでしょう。

sumiyakickassはじめ黒炭は、火熾しも容易で(多少の技術か道具が必要です)爆ぜる危険もほとんどありません。扱いが簡単、コスパも良いので一般のBBQユーザー向けの炭といえるでしょう。

 

sumiyakickass、備長炭、それぞれ良い炭ですが、特徴がそれぞれあります。
それぞれ住み分けができていると私は思っています。
ですから備長炭より良い炭とは言えませんし、劣っている炭とも言えません。

でも同じ土俵でなくて正直ほっとしていますね。ネームバリューでは今のところ完敗ですから。
モノは本物なので、これからのsumiyakickassの頑張りで巻き返したいところです。