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2017.03.27

炭火の火力とは

時々ホームセンターなど、数種類の木炭を並べている販売店に行くと各木炭の火力、火持ち、火付きの表のような物を見掛けます。

 

そこで少しおかしいなと思うことがあるのですが、外国産の安く煙を出すような木炭が火力が強い方に表現されていることがあります。

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なぜおかしいと思うかというと概ねそれら外国産のマングローブ材や、原木不明の木炭はモクモク煙と臭いを出し、炎が立つからです。
炎が立つということは炭化が甘く炭になりきれなかったということです。

ホームセンターなどの表は、その炎の勢いを火力としているのではないかと思います。
炎が強いのと火力が強いということは違うのです。

 

炭火とは炎のことをいうのではありません。

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本来の炭火というものは、熾き火(おきび)となって近赤外線や遠赤外線の放射熱を発することを指すのだと思います。
なぜならば本物の木炭は炎が立たないからです。

遠赤外線についてはまたの機会に書きますが、簡単にいうと電磁波の一種です。
遠赤外線(放射熱)は空気や風の影響をうけず、直接食材に放射されるので表面と内部からも加熱されます。このため、加熱効果が大変良く、色、香り、風味が損なわれにくいのが特徴です。

 

遠赤外線などの放射熱で食材を焼くのが炭火料理で、炎で炙って調理したものは炭火料理と謳っていいのか疑わしいものです。

 

炭素は遠赤外線の発生量が多いため、しっかりと炭化されて炭素の塊となった木炭ほど火力が強いと言えるでしょう。
逆に炎が立ってしまう木炭は炭化が甘く、炭素が少ないので遠赤外線の発生量(火力)は少ないと言えるでしょう。

 

しっかり炭化されて煙の出ないSUMIYAKICKASSの木炭は火力が強いといえます。